2021年7月4週の展望

投稿者: | 2021年7月18日
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今週のJRAは新潟、函館の2場開催。新潟競馬場ではアイビスサマーダッシュ(G3)が、地方競馬では盛岡競馬場でマーキュリーカップ(Jpn3)も行われる。

アイビスサマーダッシュ(G3)

新潟競馬場の直線コースで行われる芝1000mの別定重賞。過去10年で1番人気は7-2-0-1と連対率は90%で信頼できる。馬連の平均配当は2051円、3連複で万馬券は1回のみで平穏な傾向。コース適性が出やすく、好走するには直線コースの実績が必須。また、外枠が有利で、内枠は不利。過去の重賞実績は不問で、好枠で好調な馬なら格上挑戦でも通用する。また夏場に強く、斤量に恵まれる牝馬が5勝している。外枠で前走勝ちの牝馬なら絶好の狙い目だ。今年の中心は◎ライオンボス。新潟芝1000mは4勝、2着2回と抜けた実績を誇る。断然人気の韋駄天Sはまさかの9着大敗。スタート直後から脚を使い、持ち味のスピードをまったく活かせず。58キロ、減っていた馬体も影響したか。ただ、別定戦で斤量減となり、条件は有利になる。巻き返しは必至。対抗は〇タマモメイトウ。韋駄天Sではライオンボスが苦戦する中、軽量を活かしての勝利。とは言え、外ラチ沿いへ持ち出すと、驚異的な末脚でごぼう抜き。14番人気の低評価を嘲笑う、会心のレースだった。初の直線競馬で適性を示したとなれば、フロック視はできない。単穴は3歳馬の▲モントライゼ。京王杯2歳Sの覇者で、ファルコンSでも3着に好走。葵Sは行き脚つかず後方から苦しい展開だったが、直線は盛り返して5着。57キロでも崩れず意地を見せた一戦。ポテンシャルは相当高く、直線競馬でも楽しめそうだ。連下には△ビリーバーを押さえる。夏場に強い6歳牝馬。昨年のアイビスSDでは3着だった。今年は大敗続きで不調に陥っているが、枠順、展開次第で十分戦えるはず。過去の実績から押さえておくべき一頭だ。その他では、新潟芝1000mを勝っている△ヒロイックアゲン、韋駄天Sで3着だった☆ロードエース、富士Sの覇者ロジクライなど、大混戦のメンバーとなっている。

マーキュリーカップ(Jpn3)

盛岡競馬場のダート2000mで行われる交流重賞。帝王賞後のレースで一線級の出走はないが、秋へ向けて賞金を加算したい馬が集う。過去10年で1番人気は5-0-2-3と連対率は5割。馬連の平均配当は3110円で中波乱程度。1番人気が勝った年は堅く、敗れた年は荒れている。枠順の有利不利は無いが、6枠と8枠が3勝。牝馬は1勝のみで苦戦。勝ち馬はすべてJRA勢で、地方勢を圧倒している。今年の中心はJRAの◎ヒストリーメイカー。阪神の仁川Sを快勝。その後は重賞に挑戦し続けるもあと一歩。だが、強豪相手にも掲示板は死守する善戦ぶり。オメガパフュームやカジノフォンテンなど超一線級相手に4着だった東京大賞典がその象徴。ここ2走も中央の重賞で連続連対しており、交流重賞なら勝利は目前。一度は中央で頭打ちも、地方で見事に再生。苦労した7歳馬がついに重賞制覇となるか注目だ。対抗はJRAの〇マスターフェンサー。昨年は交流重賞を3連勝するなど充実の年。一転、今年は勝ち切れないレースが続いている。平安Sの大敗は少々不安だが、地方のコースが合うタイプで改めて期待。昨年このレースの覇者であり、メンバー的にも十分戦えるレベル。単穴はJRAの▲バンクオブクラウズ。東京で3勝クラスを快勝。その後は、名古屋大賞典で低評価ながらクリンチャーの2着。続く東京で連続2着するなど、コースを問わないレース巧者ぶり。東京で好走歴があるように左回りは得意だ。連下には門別の△クインズサターンを押さえる。JRA時はJBCクラシックで4着するなど重賞でも活躍。門別へ移籍後は道営記念を制するなど大将格へ。前走の赤レンガ記念はリンノレジェンドに逃げ切りを許したが、前が残る展開を上がり最速で追い込んで意地は見せた。8歳馬だが力の衰えはなく、地方代表としてJRA勢に一泡といきたい。その他では、JRAの△デルマルーヴル、大井のホーリーブレイズ、地元岩手期待のエンパイアペガサスなど楽しみなメンバーが登録している。

スケジュール

●7月20日(火)
・マーキュリーカップ(JpnIII・盛岡)
・ノースクイーンカップ(門別)
・MRO金賞(金沢)

●7月21日(水)
・習志野きらっとスプリント(船橋)

●7月22日(木)
・王冠賞(門別)
・プラチナカップ(浦和)
・名港盃(名古屋)

●7月23日(金)
・兵庫サマークイーン賞(園田)

●7月25日(日)
・アイビスサマーダッシュ(GIII・新潟)
・ハヤテスプリント(盛岡)
・北國王冠(金沢)
・吉野ヶ里記念(佐賀)

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