実戦!推奨紙面の先行力トップは激走の予感編

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スピード指数って何?吉馬の紙面ってどうやって使うの?。そんな質問がたくさん届きます。そこで吉馬管理人 馬王子が吉馬紙面を使って競馬予想に奮闘する模様を実戦記でお伝えします。参考になるかわかりませんが。。

2019年1月20日 中山10レース

新年の競馬がスタート。いろいろ予定があって競馬場に行けなかったけど、日曜日は予定が空いているから競馬場に出陣すると決意して、土曜日は小学生並みに早めに寝た。しかし、なんと目が覚めたのは午前10時過ぎ。着替えていろいろ準備して競馬場に行くと午前のレースには間に合わない。ここは腹をくくって午後から参戦しよう!と気持ちを切り替えた。(いつものパターンだけど。。)

そういえば競馬新聞買ってなかった・・

こんなときはスマホにブックマークしてある予想のお供、「吉馬 中央競馬版」である。電車の中でもかさ張ることなくサクッと予想できるのだ。

中山競馬場に着いたのは、午後2時過ぎ。今日は天気もよく風もほとんどない。絶好の競馬日和である。

9レースは3歳戦の菜の花賞だった。しかし、指数が出揃っていなかったので9レースを見送り、10レースのアレキサンドライトステークスで勝負することにした。中山ダート1800m。古馬1600万条件戦の9頭立て。少頭数だが貪欲に高配当を狙っていく。

推奨紙面を見ると、SP能力値上位はアナザートゥルース、ブライトンロック、バイタルフォースと続く。

アナザートゥルースは1600万の常連で、前走は今回と同条件の中山ダート1800mで0.1秒差2着。この条件の卒業は目と鼻の先だった。SP履歴を見るとなんと過去5走にベストランク指数が4回とこのクラスでは格が違うと思えるほどだった。当然ながら単勝は1.3倍の一番人気。馬体重もマイナス4キロと万全の仕上がりに見える。ルメール騎乗でまさに鬼に金棒状態だった。

相手と召されるブライトンロック。着順こそムラがあるものの、中山ではたびたび高パフォーマンスを見せている。今回の条件を3戦続けて使われており、2走前にはベストランク指数の102をマークしていた。単勝は8.0倍で2番人気だ。3番人気のニーマルサンデーは成績は安定していたが、指数は明らかに足らない。ここでは通用しないことをSP履歴は示していた。

本当にアナザートゥルースで堅いのだろうか。穴馬はいないのか。競馬は少頭数ほど荒れるものである。私はバイタルフォースを穴馬と見た。単勝は38倍ついていたが、推奨紙面の先行力は93と高くメンバー中トップである。SP履歴を見ると2走前に今回と同条件でベストランク指数の101をマークしていた。さらに前々走から前走にかけて先行指数7から18と大幅上昇させている。これは穴馬激走の典型的なパターンである。

さらにバイタルフォースの隣枠、ネイビーブルーと大外枠のローレルリーベもバイタルフォースほどではないが先行指数を上昇させていた。この2頭も押さえておくことにした。高配当狙いでアナザートゥルースを軸に3連単軸1頭マルチで、ブライトンロック、バイタルフォース、ネイビーブルー、ローレルリーベに流した。アナザートゥルースが勝ち切れないときは高配当が狙える。高配当をゲットするところを想像するとやっぱりニヤニヤしてしまう。レース前の想像は自由だ。実に楽しい(ウッシッシ!)

【購入】 3連単(軸1頭マルチ) 7 → 3、5、6、9

結果、2番のサイドチェンジの大逃げで場内がどよめいたが、4コーナーで後続が急接近。アナザートゥルースとブライトンロックが直線で抜け出し堅い決着と思ったところ、猛然と追い込んでくる馬がいる。穴馬に指名した単勝8番人気のバイタルフォースだった。

道中は後方に位置していたが、直線に入ると末脚を爆発させた。「皇成追えー、追うんだ!アタマ取れ!」って私は大声で吠えていた。しかし、勝ったアナザートゥルースに首差及ばず2着だった。万馬券が手元からスルリとこぼれ落ちた。残念無念。。3着はブライトンロックが何とか粘り、馬券は的中していた。配当は8740円ついていた。

このように、着順が悪くスピード指数が低くても、前々走から前走にかけて先行指数が上昇している場合は、激走するパターンがあるので注意深くSP履歴や推奨紙面の先行力をチェックすること。過去のスピード指数が高ければさらに激走度は高くなる。このことは覚えておいて損はないはずだ。

まあ、収支は別にして穴馬を見る眼は間違っていなかったな。メインのアメリカJCCはサクラアンプルールの単勝に突っ込むかな!