実戦!ベストランク指数は頼りになる編

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スピード指数って何?吉馬の紙面ってどうやって使うの?。そんな質問がたくさん届きます。そこで吉馬管理人 馬王子が吉馬紙面を使って競馬予想に奮闘する模様を実戦記でお伝えします。参考になるかわかりませんが。。

2018年12月9日 中山8レース

2018年もいよいよ12月。この押し迫った中、有馬記念に向けて軍資金を調達するため中山競馬場にやってきた。今週は阪神で阪神JF、中山ではカペラスSがメインレース。到着したのは午後1時過ぎだったが、今週は2歳のGI戦、中山はダートの重賞ということで場内はそれほど混んでいないようだ。

競馬新聞はもちろんスマホにブックマークした「吉馬 中央競馬版」である。スマホに収まり、いつでも気軽に見れる吉馬はとっても便利だ。

まず参戦したのは中山8レース。ダートの1200mで1000万下条件戦である。スピード指数が得意な短距離のダート戦だった。

短距離なので素直にスピード指数を信頼したいところだが、推奨紙面のSP能力値1位タンタラスノオカは3カ月の休養明けで仕上がり具合がポイントだった。SP能力値2位のダイワスキャンプはこの条件の常連。スタートに難があり後方からのレースが予想され勝ち切れない可能性がある。SP能力値3位のブラックランナーは3カ月の休養明け。人気はまったくないが3走前、2走前と指数は100、102と連続でベストランクを叩き出しており侮れない存在。SP能力値4位はノーフィアー。この馬も3カ月の休養明け。前走は中山で指数98とベストランクをマークしており、調整値も94で1位である。

軸候補はタンタラスノオカ、ダイワスキャンプ、ノーフィアーの3頭。ブラックランナーはベストランク指数を2度マークしているが小倉での指数。信頼度は1枚下がる。タンタラスノオカとノーフィアーは前走中山でベストランクの指数をマークしているのは魅力だが、休養明けで少々不安である。ここは順調に使われ、しかも2走前と3走前に中山でベストランクの指数をマークしているダイワスキャンプを軸とするのが妥当だろう。出遅れ癖は気になるが、7枠14番と外目のゲートで包まれる不安はない。

相手は前走中山でベストランク指数をマークしているタンタラスノオカとノーフィアーの2頭。

さらに6枠に面白い2頭が入っている。

ブラックランナーは小倉でベストランクを2度マークしており、前走は中山で11着と敗れたが先行して指数94をマーク。クロフネ産駒で大駆けが期待できる。またシャインヴィットゥは中山でのコース実績もあり、前走は東京1400mで7着に負けたが先行指数はベストランクの9をマーク。推奨紙面の先行力は87を示し、厳しいペースを経験した強みを活かせば中山1200m戦で好戦できそうだ。

ダイワスキャンプを軸に、馬連で5-14、9-14を本線。6枠両頭へ5-11、5-12さらにSP能力値上位で人気ではあるが1番のドリュウを押さえる。万が一ダイワスキャンプの末脚が不発の場合を考慮して、SP能力値上位3頭と6枠2頭を加えた5頭の馬単ボックスも押さえておくことにした。

結果、ダイワスキャンプの末脚は不発に終わったが6枠2頭が先行して直線でも良く粘り、10番人気のシャインヴィットゥが1着、7番人気のブラックランナーが2着に入り馬単24630円をゲットしたのである。

このようにSP履歴紙面のベストランク指数をチェックするだけでも穴馬をピックアップすることができる。今回のレースと同コースでベストランク指数をマークしている、他場でも連続してベストランク指数を連発している馬などは要注意である。ベストランク指数をマークしている馬で人気が無い馬は馬券対象に入れておく価値は十分あるだろう。

※ベストランク指数とは?
SP履歴紙面で全スピード指数中上位7番目までの指数。オレンジ色で表記されている。スピード指数、先行指数、上り指数でそれぞれ表記される。