実戦!先行指数上昇馬はマークせよ。浦和ゴールドカップ編

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スピード指数って何?吉馬の紙面ってどうやって使うの?。そんな質問がたくさん届きます。そこで吉馬管理人 馬王子が吉馬紙面を使って競馬予想に奮闘する模様を実戦記でお伝えします。参考になるかわかりませんが。。

2018年12月24日 浦和11レース ゴールドカップ

世間はクリスマス。私は一人浦和競馬場。今年も一人で競馬に挑むクリスマスだった。浦和競馬場はディープなギャンブル場の雰囲気があるから、カップルは少なくクリスマスに一人のおじさんには落ち着く場所だ。持病の慢性胃炎の状態も良く体調も良い。有馬はミッキースワローからいったが、最後方を追走して見せ場なく終わってしまった。渋った馬場が切れ味勝負のミッキースワローには微妙に影響したのかもしれない。世間は有馬で競馬が終わりだが、競馬好きのおっさんはここからが本番である。

今日は地方競馬の浦和競馬ということで、吉馬地方競馬版を使って予想。

こんなときは紙の競馬新聞ではなく、スマホにブックマークした「吉馬 地方競馬版」である。スマホに収まり、いつでも気軽に見れる吉馬はとっても便利である。

本日のメインレース重賞のゴールドカップに挑む。

推奨紙面のSP能力値上位はロードフォワード、バンドオンザラン、キャンドルグラスとなっている。ロードフォワードは中央からの転入2戦目となった前走で快勝。前走、前々走と指数を上昇させ調子は上向いている。ただしベストランク指数をマークしておらず、このメンバーで通用するかは未知数だ。バンドオンザランは川崎で連勝した経験がある実績馬。大井の重賞マイルグランプリでは大敗したが、快速馬がそろった船橋のマイル戦で3着に好走していた。軽快な先行力は魅力で、推奨紙面の先行力は92と高くスピードもある。ロードフォワードよりは信頼できそうだ。キャンドルグラスは近走1200mを使われているが、大井1400mでベストランク指数の103をマークしている。前走も快勝しており、勢いは一番あるだろう。

軸はバンドオンザランでいくことにした。川崎での2戦連続でのベストランクは評価できる。さらに前々走、前走と指数を再び上昇させているところが魅力だ。前々走のマイルグランプリでは大敗しているが、先行指数は20とベストランクをマークしており、メンバーが手ごろな今回なら強力な先行力が活かせるはずである。人気は単勝3番人気で5.5倍。まずは単勝を押さえることにした。

強敵はキャンドルグラス。近走は1200mを中心に使われているが、大井の1400mではベストランクの103をマークしている。成績も安定していてそう簡単には崩れないだろう。単勝も2.7倍で1番人気に押されていた。

さらに気になる馬がいた。キャプテンキングである。SP能力値は6位だが、3走前の大井1400mでベストランクの105をマークしている。近走、前々走と先行指数は15、12と共にベストランクをマークしていた。重賞で強豪相手にレース経験を積んでいる馬は要注意だ。今回は距離短縮になるが、1400mでベストランク指数をマークしているように、1400mがぴったりの馬だと思った。

まずはこの3頭の馬連ボックスを厚めに買うことにした。馬連(BOX) 2、5、6
本命のバンドオンザランの単勝。単勝 2 を加える。

さらに最内枠でSP能力値上位のロードフォワード、浦和のさきたま杯で5着に健闘し、ベストランク指数の104をマークした実績があるトロヴァオをバンドオンザランからの馬連流しで押さえておく。馬連(流し) 2 – 1、8

重賞のファンファーレを聞きながら、ペットボトルのお茶を飲みほして呼吸を整えた。

結果、好スタートを切ったキャプテンキングが終始余裕の手ごたえで後続を突き放し、3馬身差の圧勝を収めた。2着は叩き合いを制したバンドオンザランが入った。3着は1番人気のキャンドルグラスだった。2番、3番人気の組み合わせで決まり、馬連 2-5 1040円を本線で難なくゲットしたのであった。

このようにSP履歴紙面はスピード指数ばかりではなく、先行指数にも注目しよう。とくに近2走の先行指数がベストランク指数の馬はマークしておいて損はない。たとえスピード指数が低くても先行指数が高いということは厳しいペースを経験しているということである。次走でスローペースになったり、メンバーレベルが低いレースになると激走することが多々あるからだ。先行指数が高い馬は小回りコースでも台頭する。地方の競馬場は小回りコースが多いので、結果として先行指数は重視した方が良いのだ。

有馬の仇とったぞ~。

※ベストランク指数とは?
SP履歴紙面で全スピード指数中上位7番目までの指数。オレンジ色で表記されている。スピード指数、先行指数、上り指数でそれぞれ表記される。