実戦!SP履歴紙面で指数の推移を把握する編

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スピード指数って何?吉馬の紙面ってどうやって使うの?。そんな質問がたくさん届きます。そこで吉馬管理人 馬王子が吉馬紙面を使って競馬予想に奮闘する模様を実戦記でお伝えします。参考になるかわかりませんが。。

2019年7月18日 川崎12レース

仕事が思ったより早く終わったのでフラフラと川崎競馬場にやってきた。とは言ってもメインの11レースにようやく間に合い勇んで予想するもあえなく撃沈。。

残すは最終レースのみ。早くも追い込まれていた。最終レースのために550円の競馬専門紙を買うのもなぁ。。

そんなときは紙の競馬新聞ではなく、スマホにブックマークした「吉馬 地方競馬版」である。スマホに収まり、いつでも気軽に見れる吉馬はとっても便利。いつでもどこでもサクッと予想できるのだ。

最終12レースは900m。川崎名物の超短距離戦だった。

この短距離戦に12頭が出走。人気は11番のディオブルネッタ、8番のヨツバヒメ、1番のムテキノオジョウ、4番のブルベアセロリが上位人気だった。

一方、吉馬の推奨紙面を見ると指数上位馬は、4番のブルベアセロリ、8番のヨツバヒメ、12番のラベンダーパープル、1番のムテキノオジョウあたりだ。

このレースの推奨紙面はこちら

私は推奨紙面で指数上位馬を把握すると、今度はSP履歴紙面を凝視した。川崎900mはとにかくコース適性が大事である。好走するためには過去に川崎900mで高指数をマークしていること。そして近走で指数の落ち込みがなく、調子を維持していることが条件になる。

このレースのSP履歴紙面はこちら

SP能力値1位の4番ブルベアセロリは2走前と3走前に川崎900mでベストランク指数を連続で叩き出していた。前走の指数も92をマークしており、調子を維持していると判断できる。

大外の12番ラベンダーパープルも2走前と4走前に川崎900mでベストランク指数をマークしている。前走の指数も91と落ち込みは無い。SP能力値も3位と上位だった。

ブルベアセロリは4番人気、ラベンダーパープルは9番人気であった。この2頭は配当的にも美味しい。私は迷わず馬券の対象とした。

2番人気の8番ヨツバヒメも4走前に川崎900mでベストランク指数の93をマークしている。近走の指数も90台を維持しており、SP平均も91と出走メンバー中トップであった。

2番人気だったが、私は迷わずヨツバヒメも馬券の対象とした。

さらに気になる馬がもう一頭いた。8番人気の2番マリノピュアハートだった。この馬も3走前と4走前に川崎900mでベストランク指数をマークしている。だが、よく紙面を見てみると近走の指数が90台を維持していない。これは調子落ちが考えられ、スタートダッシュが命の短距離戦では致命的になる可能性があった。配当的には美味しい馬だが、私は馬券対象から迷わず外した。

1番人気のスピード指数もチェックしなければならない。馬券を買うすべての人が注目するのは1番人気の馬だ。1番人気が連対するかしないかで配当が大きく変わる。その意味でも11番ディオブルネッタのSP履歴を確認する。するとどうだろう。過去に1度も川崎900mでベストランク指数をマークしていない。船橋所属の馬だが、指数は90台を一度も出していないのだ。これでは勝負にならないと判断できた。私は迷わず1番人気のディオブルネッタを馬券の対象から外した。

さらに、3番人気と人気を集めていた1番ムテキノオジョウのSP履歴を確認した。こちらもディオブルネッタ同様に、川崎900mでベストランク指数を1度も出していなかった。この馬も勝負にならないと私は思い馬券対象から外したのだった。

各馬のスピード指数をチェックしている間に締め切り時間が迫ってきた。メインレースを外し、銀行に行く時間もなかったので軍資金はほとんど残っていなかった。ここは点数を広げられない。私は吉馬のスピード指数を信じて、4番のブルベアセロリ、8番のヨツバヒメ、12番のラベンダーパープルの馬連BOX3点で勝負に出た。人気はそれぞれ4番人気、2番人気、9番人気である。1番人気を買っていないので配当は期待できると思った。

私は財布に残っていた1000円札3枚を券売機に投入した。財布にお札がなくなって、なんとも不安になった。だ、大丈夫だ。帰りは川崎駅まで無料バスが走っている。SUICAにも残金があるはずだ。と必死に自分を励まし最終レースを見守った。

結果は、スタートを決めた8番のヨツバヒメがダッシュを利かせ軽快に逃げている。4番ブルベアセロリも手ごたえ良く3番手を追走していた。一方、1番人気のディオブルネッタ、3番人気のムテキノオジョウは予想通りダッシュが利かず後方を追走していた。指数が落ち込んでいたように調子が上がっていなかったのだろう。直線を迎えると8番ヨツバヒメと4番ブルベアセロリの両頭が手ごたえ良く抜け出し、完全に一騎打ちとなった。結局、1着が8番ヨツバヒメ、2着が4番ブルベアセロリ。この2頭が後続を大きく離してゴール版を駆け抜けていった。

馬連4-8、980円が見事に的中していた。

このように、川崎900m戦ではコースの適性が大切である。推奨紙面で指数上位馬を確認したら、必ずSP履歴紙面も確認して川崎900m戦でベストランク指数をマークしているか調べてみよう。同時に近走の指数が落ち込んでいないかをチェックする。スピード指数はペースに淀みの無い短距離戦が比較的指数通りに決まりやすい。川崎900m戦は特に人気よりもスピード指数を優先して馬券対象の馬を選択していこう。

あ~、これで何とか一杯やって帰れるなあ。

※ベストランク指数とは?
SP履歴紙面で全スピード指数中上位7番目までの指数。オレンジ色で表記されている。スピード指数、先行指数、上り指数でそれぞれ表記される。