実戦!SP調整は軸馬決定に最適編

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スピード指数って何?吉馬の紙面ってどうやって使うの?。そんな質問がたくさん届きます。そこで吉馬管理人 馬王子が吉馬紙面を使って競馬予想に奮闘する模様を実戦記でお伝えします。参考になるかわかりませんが。。

2019年6月16日 東京4レース

梅雨なのに天気がすごくいい。こうなったら競馬場に行きたくて居ても立っても居られない。でも東京競馬場は遠いからやっぱり近くのウインズでいいか!って思ったけど、「ダメだ。このままでは本当にジジイになってしまう」と反省し、意を決して電車に飛び乗り競馬場を目指した。

府中本町駅について競馬場へと伸びる長い遊歩道を小走りに移動する。というのも10分後の4レースが買えそうだからだ。電車の中ではメインのユニコーンSの予想に夢中だったので、4レースはほとんど予想していなかった。

こんなときは紙の競馬新聞ではなく、スマホにブックマークした「吉馬 中央競馬版」である。スマホに収まり、いつでも気軽に見れる吉馬はとっても便利だ。

競馬場に入ると感動!天気がいい。気持ちがいいぞ~。

って、感動している場合ではない。東京4レースが迫ってる。私はスマホの吉馬 中央競馬版の東京4レース推奨紙面を凝視した。

このレースは3歳未勝利戦の芝1800mである。人気は戸崎騎手の10番ホウオウビクトリーに集中していた。推奨紙面のSP能力値は2番手で各3指標もトップである。しかし、SP調整値だけ低いことに気づいた。

SP調整値は前走のスピード指数を今回の斤量で調整した指数である。直近の指数を今回背負う斤量で調整して算出することよって、今回のレースに適した実戦的な指数に変貌する。SP調整が低いということは前走の指数が低いうえ、斤量的にみても不利だということである。

私はこのSP調整が低いことでホウオウビクトリーを疑ってかかった。出馬表を見ると2着、4着とあと一歩のところで勝ち切れないタイプで、このレースでも足元をすくわれるのではないか。

再び推奨紙面に目を移すと、大外枠だがSP調整値が89でトップ、かつ先行力が104と断トツで高い14番のフラッフィーベアが目についた。この2つの指標が評価されてSP能力値はトップである。

フラッフィーベアはもともとダート路線を走っていたが大敗を繰り返しており、芝に路線を変えてきた馬だ。前2走の芝での競馬は4着、6着だが、軽快な先行力を見せている。SP履歴紙面を見ると、芝のレースで高い先行指数を示していた。

今回は大外枠からのスタートでストレスなく先行できれば好勝負するかもしれない。スピードと先行力があることは推奨紙面が示していた。人気は9番人気で単勝25倍の伏兵である。3着までに入ってくれれば配当が跳ね上がる馬だ。私は14番のフラッフィーベアを軸に据えることにした。

締め切りが迫っている。考えている暇はなかった。推奨紙面でSP能力値の高い、10番ホウオウビクトリー、9番スズロザーナ、先行力が高い7番ルーナクオーレ、そして最内枠の1番ヤップヤップヤップを相手にして、14番フラッフィーベアから3連複の軸1頭流しで勝負することにした。

結果、好スタートを決めた14番フラッフィーベアは2番手で折り合っている。スローペースになりチャンス到来かと思った。4コーナーを抜群の手ごたえで回り、前を走る7番ルーナクオーレを抜き去り先頭にたったのだ。最後は51キロの斤量も味方してか後続を引き離してゴールに飛び込んだ。2着は1番のヤップヤップヤップ、3着に9番のスズロザーナが入線した。

馬券は見事に3連複 12,290円が的中していた。

このように推奨紙面のSP調整値の高い馬は前走の指数が高く、今回の斤量でも調整されているので実戦的な指標として使える。この指標単独の連対率も高く、常に馬券の対象として注意を払うべきである。また他の指標が高くてもSP調整値が低いときは近走の馬の状態を詳しくチェックすること。

せっかく万馬券とったのに200円しか買ってなかったよ。最初は500円のところにマークしたのにな。。